【レシピ】蓮根の食感がクセになる、ドライキーマカレー
パーティーなんかで1品持ち寄りの機会って多いですよね。
僕はサモサを作ってよく持っていくんですけど、
有難いことに「ヨシヒロくんのカレーが食べたいねん」という声をいただいてます*
ただ、スープ系のカレーは持っていくの大変やし、お米もいるのでなにかと面倒。。。
でも僕のカレーを食べて欲しい!ってことで、パンやクラッカーにも合うドライキーマカレーのレシピを考案しました。
普通のキーマを作っても面白くないので僕の大好きな徳島県の名産品の蓮根を使ってクセになる食感を演出してみました^^
【蓮根の食感がクセになる、ドライキーマカレー】
<材 料>
●食材
玉ねぎ(中):1個 →粗みじん切り
トマト(中):1/2個 →みじん切り
蓮根:100g →みじん切り
ピーマン:2個 →みじん切り
合挽きミンチ:200g
●スタータースパイス
クミンシード:3ml
マスタードシード:2ml
カルダモン:2個
グローブ:3個
鷹の爪:1本
シナモン:1片
●パウダースパイス
クミンパウダー:2ml
コリアンダーパウダー:2ml
ターメリック:1ml
ナツメグ:1ml
カイエンペッパー:1ml
粗挽き黒胡椒:1ml
ニンニク:1片 →擦りおろす
ショウガ:1カケ → 擦りおろす
塩:少々
砂糖:2ml
ミル挽きの山椒:お好み
オリーブオイル:30ml
<調理方法>
1.オリーブオイルを中火にかけ、クミンシードを2粒程度入れてみて、シュワシュワする温度まで温める。
2.スタータースパイスを入れ香りが立つまで炒める。(焦げないように注意!)
3.ニンニク、生姜を入れて、こちらも香りが立つまでさらに炒める。
4.玉ねぎを入れ、スパイスになじませたら塩を少々入れて強火にかける。
5.全体的に焦げ茶色になり所々黒くなりかけた頃にトマト、塩少々を入れ更に炒める
6.トマトの水分が飛んでペースト状になったら弱火にしてパウダースパイスと塩少々をいれ、全体になじませるように少し炒める。
7.蓮根、ミンチ、塩少々を入れて中火にかける。
8.全体的に火が通ったら砂糖、ピーマンを入れ、さらに加熱する。
9.味が薄い場合はケチャップと塩で味を整え、ミル挽きの山椒を振りかけたら完成
蓮根の変わりに、タケノコや人参、ごぼう、ジャガイモなんかも楽しそうですね!
ドライキーマはライスと一緒に食べてもよし、お酒のアテとしてパンやクラッカーに乗せて食べるのもありですね*
ちなみに僕は、他のカレーにちょこっと添えて合いがけにする食べ方が好きです。あ、あとご飯にドライキーマを乗せてコンソメスープで茶漬けにするのもかなりおすすめです!
と、なにかと使い勝手の良いカレーなので是非お試しください^^
人生に少しだけスパイスを。
【スパイス】よく耳にするガラムマサラの正体は・・・
「カレーはスパイスから作ります」って言うと「ガラムマサラとかつかうの?」ってよく聞かれますが答えはNOなんですよね〜。
確かに、ガラムマサラはどこのスーパーにも売っててとても手にはいりやすいスパイスです。
先日ご紹介した「【レシピ】クミンとガラムマサラだけで作る、チキンカレー 」は新しく調達するものを極力少なくして、みんなにスパイスカレーを作って欲しいなーと言う思いで作りました。ただ、使うガラムマサラによって仕上がりが大きく左右されるので、僕は基本的には使いません。
ではなぜ、仕入先が違うと風味が大きく変わるのか。
それは、ガラムマサラがミックススパイスだからです。
マサラとは色んなスパイスを調合したミックススパイスのことで、ガラムマサラは
ガラム(辛い・熱い)
マサラ(ミックススパイス)
という具合に、辛味や熱い感覚にさせてくれるスパイスの複合体のことを言います。
シナモン、グローブ、ナツメグをベースに、胡椒やクミン、カルダモンなどが含まれていて(実は辛味より風味要素が強い)その配合が仕入先によって異なるんです。
マサラはこの他にも、チャイマサラ(チャイ用のミックススパイス)、チャナマサラ(ひよこ豆用のマサラ)などいろいろあります。
余談ですが、チャイは単にミルクティーを指すのでシナモンやカルダモンの効いたものを飲みたい場合は「マサラチャイ」かどうか確認して注文しましょうね*
ガラムマサラはいわゆるカレーっぽい風味が簡単に演出できるので、いろんな料理にアクセントとして加えることができます。ちなみに、風味が豊かになると塩分控えめでも満足感が出やすいのでヘルシーにもなります。(以下、ヨシヒロくんのオススメ)
・チャーハン、餃子、麻婆豆腐、ポトフ
・揚げ物、炒め物
・塩と混ぜてカレー塩に
・焼肉や焼き鳥の下味に
もちろん、ルゥで作ったカレーにガラムマサラを加えるとより本格的な風味になります。(僕もスパイスカレーの始まりはガラムマサラからでした。)
自分でスパイスを調合するのは大変だと思うので、
お気に入りのガラムマサラを使って、スパイスレシピに挑戦してみてください*
これにかけたら美味しかった!って言うのがあったらぜひ教えてください^^
人生に少しだけスパイスを。
【スパイス】クミンシードで普段の料理が風味豊かな1品に。
先日、クミンシードとガラムマサラだけで作るカレーをご紹介しました。
初めてのレシピ公開で上手く伝えられただろうか、本当に再現できるだろうか?なんて心配もあったんですが、記事を見て早速作ってくれた人もいて、「美味しくできたよー!」とか「他のカレーも教えてー!」なんて言葉も色んな人からもらって、めっちゃ嬉しかったです。ありがとうございます*
ところで、カレーを作るためだけにスパイス買うのも勿体ないですよね。前回のレシピで言うと、クミンシードなんてほとんどの人にとっては謎の種。
「クミンシードってカレー以外にどうやって使うの?」
「ヨシヒロくんみたいに頻繁にカレー作らんし、余ってもったいないな。。。」
なんて思う人もいるはずです。
ということで、スパイス紹介シリーズ第1弾はクミンシードについて書きます!
<特 徴>
香り: ツンと鼻をつく力強い香りで、いわゆるカレーっぽい風味
薬効: 食欲増進、肝臓、下痢
<使い方>
●「スタータースパイス」としてベースの香りを作る
ホールスパイス(実のままのスパイス)は調理スタート時に油でじんわり揚げるように炒めることでベースの香りを作ります。カレーはもちろん、炒め物やグリルの調理前にニンニクと合わせて香りを作りましょう!
こんな風に調理の最初に使うホールスパイスを「スタータースパイス」と言います。スタータースパイスで作った香りは調理しても飛びにくいのが特徴です。
●ミルで挽いて一気に香りを引き立てる
ステーキに粗挽きのコショウをまぶすように、調理の仕上げにミル挽きするとクミンの香りが最も引き立ちます。揚げ物や焼き鳥なんかにオススメです。煮込みすぎてフレッシュな風味が飛んでしまったカレーの仕上げにもグッド。
●煮炊き、漬けに加えてじんわり風味づけ
ポトフなんかのスープに一つまみ加えて煮込むのもオススメです。ローリエやセロリと混ざり合ってより風味豊かになります。ピクルスを漬けるときも同じ理屈で美味しく仕上がります*
カレーやピラフ用のご飯と一緒に炊き込んでクミンライスにするのもいいですね。ご飯に色や混ぜ物が入っているだけでなんだか贅沢な気分になりますよ^^
クミンシードは普段の調理に加えるだけで、文字どおり一風変わったお料理に仕上がります。特に、炒め物のスタータースパイスで使うのはめっちゃオススメです。
一般的なスーパーでも手に入り易いので、ぜひ使ってみてください*
(ちなみに僕は消費量が多いので1kgとかで買います。笑)
人生に少しだけスパイスを。
【レシピ】クミンとガラムマサラだけで作る、チキンカレー
先日の投稿でスパイスカレーは簡単という話をして、めっちゃざっくり手順も紹介しました。
とはいえ、作り方なんでわかりません。と言う人のために、
今回は誰でも作れるレシピを紹介したいと思います。
まず、手順のおさらい。
<スパイスカレー>
1.油でホールスパイスを炒めて香りを出す
2.具材を足して炒める
3.ブレンドスパイスを入れて更に炒める
4.水を入れて煮込む
やっぱ シンプルだと思うのは僕だけでしょうか。ルーのカレーが簡単な料理の部類に入るのであれば、スパイスカレーも簡単だと思い込見ましょう!
では、早速レシピへ。今回はクミンシードとガラムマサラだけで作るチキンカレーをご紹介します。いつも僕は家宝のSTAUBを使いますが、なるべくみんなと同じ環境にしたくて普通の鍋を使います。
【クミンとガラムマサラだけで作る、チキンカレー】
<材 料>
玉ねぎ(中):1個 →みじん切り
トマト(中):1個 →みじん切り
鶏モモ肉:1枚(300g目安) →お好みの大きさにカット
ニンニク:1片 →みじん切り
ショウガ:1カケ → 擦りおろす
クミンシード:5ml
ガラムマサラ:13ml
ほんだし:1ml
塩:少々
砂糖:1ml
オリーブオイル:40ml
水:100ml
<調理方法>
1.オリーブオイルを中火にかけ、クミンシードを2粒程度入れてみて、シュワシュワする温度まで温める。
2.残りのクミンシードを入れ香りが立つまで炒める。(焦げないように注意!)
3.ニンニク、生姜を入れて、こちらも香りが立つまで炒める。
4.玉ねぎを入れ、クミン、ガーリックとなじませたら塩を少々入れて強火にかける
5.全体的に焦げ茶色になり所々黒くなりかけた頃にトマト、塩少々を入れ更に炒める
6.トマトの水分が飛んでペースト状になったら弱火にしてガラムマサラと塩少々をいれ、全体になじませるように少し炒める。
7.鶏肉、塩少々を入れて全体になじませる。
8.水、ほんだし、砂糖を入れ、蓋をして中火で沸騰するまで煮込む。
9.沸騰したら弱火にして10分程度煮込む。
10.塩で味を整えたら完成。
どんなカレーも作りかたはほとんど同じ
使うスパイスや具材をかえるだけでいろんなカレーができます。
辛いのが好きな人はクミンシードを入れるタイミングで鷹の爪、ガラムマサラを入れるタイミングでコショウを入れるとよりスパイシーに。
マイルドにしたい場合は水の替わりに牛乳とかココナッツミルク入れるとまろやかに。
今回ご紹介したレジピで、肉を豚や牛にするだけでも違う味・風味に仕上がります^^
ガラムマサラもいろんな種類があるので色々試してみても面白いです*
人生に少しだけスパイスを。
【食レポ】焼鳥屋がカレー?専門店に引けを取らない一皿
文章力トレーニングの一環として
初めて食レポに挑戦してみます。
何度か足を運んだことあるんですけど、阪急梅田駅の高架下にある焼鳥屋カッシーワさん。
ここは夜はおしゃれな焼鳥屋として営業してて、ランチは限定メニューで親子丼、卵かけご飯、チキンカレーを提供してくれるんです。
親子丼は卵がトロットロで抜群に美味しいんですけど、カレー好きのヨシヒロ君としては気になるのはもちろんカレー。
今日も久々に食べたくなって言って来ました!
カッシーワ 茶屋町店
大阪府大阪市北区芝田1-7-2 阪急かっぱ横丁 2F
トマトと和風だし、クミンが効いた辛口カレー。まろやかさの秘密はホウレン草ペーストだ。
ほろほろと砕ける鶏肉は焼鳥屋のこだわりを感じる。玉ねぎとパプリカの漬物、パクチーが彩りを加える。
ジャズとスポットライトの演出で落ち着いた店内には広々としたカウンター席もある。
カレーはランチのみ。ニンニクの効いた唐揚(50円/1ps)の追加がお勧め!
今後も不器用ながらも食レポもやっていきます。
人生に少しだけスパイスを。
いい包丁に持ち替えると初っ端、指切ります。
料理の味を左右するとヨシヒロくんが思い込んでいる
調理器具紹介シリーズも第3回目。
今回は前回のturk、前々回のSTAUBに比べると家宝とまではいかず、
トライアルで手にいれたものなのでさらっと。
今日ご紹介する商品はこちら。
(なんか、深夜のTVショッピングみたい。。。)
HENCKELS(ヘンケルス)の三徳包丁です。
3000円くらい、だったかな?やっぱり日々の調理で一番使うものなので、ちょっといいの使ってみようと思ってお試しで買いました。ZWILLING(ツヴィリング)っていうブランドのリーズナブルラインがこのHENCKELSブランドだそうです。
で、購入した日に早速カレーを作ろうと玉ねぎの千切りを始めたところ、
「サクッ、サクッ」と今まで玉ねぎの表面にグシッっと押し込んでいた刃先がなんのストレスもなく落ちていったんです。
これは気持ちいい!!!
と軽快に玉ねぎを切りすすめる
「ト、ト、ト、ト」
「ト、トトト、ト、トトト」
「トトトトトトトト」
「ザクッ!!!!!!wklfdjgfひおjftんt」
はい、調子乗ってたら。指切りました;
これまで、ちょっと当たった程度じゃ切れることはなかったんですけど、この子はそうはいかなかったようです。切れ味良すぎてめちゃくちゃ血がでました。笑
その後も慣れるまでは何度か指を切りましたが、
今となっては正しい包丁の使い方ができるようになったのか、怪我はなくなりました*
あとはお肉切るのに全くストレスがなくなりました。
もう鶏モモの皮がまとわり付いてくるくる心配はありません*
あと、包丁と合わせてオススメしたいのが包丁研ぎ。
やっぱり使ってるとヘタってくるので定期的にメンテした方がいいですね。砥石つかってできれば一番良いんですが、とりあえず僕みたいな初心者には、刃先をいれて引くだけで切れ味バックホーム的なこういうのでOKだと思います。(amazonで1000円くらいで買えます。)
良い包丁使うと、調理のストレスが低減して、調理時間も短くなるのでこれくらいの包丁持ってると良いんじゃないかなと思います。僕はタイミングが合えばそのうちもうワンランク上の包丁に持ち替えたいと思います。(また指切るかも。笑)
調理器具のご紹介は一旦これまでとしますが、また良いものあればご紹介します。
人生に少しだけスパイスを。
我が家の家宝その2、turkというフライパン
前回に引き続き、
料理の味を左右するのは調理器具だとおもっているので、
ヨシヒロくんちの家宝その2をご紹介します。
今回はすごいですよ〜
これ、turk(ターク)というドイツ製の鉄のフライパンなんですが、
1点1点おじさん達がトンカチで叩いて作てる代物なんです。
人からいただいたものなのですが、2万円くらいするエエやつです。
ただ、鉄のフライパンってとにかく丈夫で寿命は100年以上とも言われているので、2000円のテフロン加工のすぐ焦げ付くフライパンを死ぬまで買い換え続けるなら
こっちの方が断然お得ってわけです。
(フライパンに限らずどんな道具でもそうだと思います。)
こんな理屈でコスト的にもオススメできるんですけど、こいつの本領はもちろん、”調理”にあります。
鉄は保温性が高く、一度熱するとなかなか冷めないので、好みの温度で均一に調理することができるんです。
普通のフライパンだと食材を入れた瞬間にパンの温度が下がり、そこからじわじわと温度が上がるので、汁が出たり、生焼けになったりします。
ところが、鉄のフライパンだと食材を入れてもパンの温度が下がりにくいため、表面をパリッと焼くことができます。
しかも弱火にしても温度が均一なので、じっくり中まで火を通すこともできます。
で、turkで実際にいろんなお肉を焼いてみると、
どれもこれも今まで焼いてきたものと同じ食材とは思えないほど、
まるでレストランで食べるお肉のような風味・食感・味になりました。
牛肉・豚肉はジューシーな脂が外に漏れ出すことなく、
食べるとぎゅっと旨味の詰まった焼き上がりになりました。
鶏肉は皮がオーブンで焼いたかのようにパリッパリ。
それなのに身はホロホロになりました。
ただ道具を変えただけなのに、仕上がりのあまりの変化にただ驚きました。
ほんま、侮れませんよ調理器具は。
turkを手にいれてからというものの、ウチのご飯は割りと手抜きになりました。
「塩振って焼く。」
ホント、これだけで絶品なんで余計な調理しなくなりました。
ブラックソルトとか、トリュフ塩とかちょっといい塩使えばさらに格が上がります。
お肉以外も、焼くだけでこれまでと激変しました。
目玉焼き: 高級ホテルの朝食の目玉焼きになります。
ソーセージ: BBQでやくパリッ!ジュワー!なやつになります。
王将の餃子: 博多名物の鉄鍋餃子になります。
野菜炒め: 汁もでず、シャッキシャキの中華料理屋の野菜炒めになります。
ここまで、普通のフライパンと仕上がりに差が出ると、
もはや魔法にかけられたかのようです。
turkの営業マンではないですが、
このフライパンは本当に価値のあるものだと思います。
料理好きなら何よりもまず、turk買いましょう。
僕自身もまだまだturkの魅力を探っていきたいので、
興味ある人はぜひ、酒でも飲みながら語り合いましょう!
人生に少しだけスパイスを。