【スパイス】僭越ながらスパイスの定義をしてみた。
スパイスカレーのレシピやスパイスの紹介を始めましたが、
「そもそもスパイスってなんやねん」っていう話をすっかり忘れていました。
本とか、スパイスセミナーで得た知識で、僕なりにスパイスの定義をしてみます。
<スパイスの定義>
芳香性植物の一部(種子、葉、華、樹皮など)で、人の生活に有益なもの
生活に有益というのは単に食用だけではなく、薬や染物、芳香材など様々な用途で利用されることも指します。
食用としてはカレー作りに欠かせない存在ですね。
その他の有用性として例を挙げると、ターメリックやサフランは仏教の僧侶の袈裟を染める染料として用いられたり、グローブやフェンネルシードはそのまま囓って歯周病や口臭予防に用いられたりします。
神様への奉納品としてウコンや胡椒が納められていたという歴史もあるくらいスパイスは人の生活に欠かせない・有益なものなのです。
まぁ僕らが関わっている社会では完全に食用としてピックアップされているので、美味しいところだけ恩恵を授かりましょう。
ちなみに僕なりのこの定義ではハーブもスパイスに含んでいます。
バジル、ローズマリー、パクチー、ローリエなんかもスパイスということです。
<スパイスの種類(状態別)>
スパイスは、生のままの「フレッシュスパイス」、乾燥させた「ホールスパイス」、ホールスパイスを焙煎・粉砕した「パウダースパイス」と状態別に分けることができます。(以下は代表例)
●フレッシュスパイス
ニンニク、パクチー、レモングラス、青唐辛子、など
●ホールスパイス
クミンシード、カルダモン、グローブ、シナモン、など
●パウダースパイス
ターメリック、コリアンダー、ナツメグ、など
タイカレーなどでは、フレッシュスパイスをすり潰してペースト状にしたものも使われます。
それぞれのスパイスの使い方は、またご紹介させていただきますね。
長くなったので今回はこの辺りで。
人生に少しだけスパイスを。