ノンオイルの玉ねぎトマトペースト
自宅でやったカレーパーティーのトライアルについて。
パーティーが金曜日夜の開催だったので、さすがに仕事から帰って2リットルのカレーを仕込むわけにもいかない。ただ、前日に作ってしまうとスパイスの風味が飛びそうだなと。
これまで、イベントでカレーを出したりするときはホールスパイスを加えたカレーの素を仕込んでおき、パウダースパイスと具材、水を混ぜてカレーを作っていましたが。毎度容器にに入れたカレーの素の油が漏れたり、綺麗に鍋に入れ切れなかったりと小さな悩みがありました。
先日の水野仁輔さんのセミナーで、水野さんのカレーの作り方を聞いていて「鍋に玉ねぎと水を入れて蒸し焼きにして、ペーストを作ります」と言っていたので、今回以下の手順にトライしてみた。
<前日の仕込み>
①油を使わず、玉ねぎを少量の水で蒸し焼きにして、トマトまで加えたペーストをつくる
②鶏肉はマリネしておく
<当日の作業>
③スパイスをテンパリングして①を混ぜ加熱
④温まったらパウダースパイスを投入
⑤②と水を混ぜて煮込む
今回のポイントは、油を使わず、テンパリングもせずに玉ねぎトマトペーストを作っておくこと。これなら持ち運びで油の漏れに怯える必要はない。
カレー作りの各パートを時系列的に別々に準備しておき、当日はゴールデンルール(水野さんの言うカレー作りの鉄板順序)に沿って組み立てていく。これで十分美味しいカレーができた*
ただ、そもそもの発端であるスパイスの風味というところでは、かなりマイルドな風味になってしまった。これではカレーの素まで仕込んでおいたこれまでの作り方となにも変わっていない。。。
どうやら1日寝かせたペーストのコクをナメてたようで、このコクに対抗できるスパイスの量や配合を検討する必要があるかも。
人生に少しだけスパイスを。