【レシピ】グルテンフリーの新素材「ライスジュレ」でカレーを作る
先日、「ガイアの夜明け」でも紹介されていた機械メーカーのヤンマーが販売するグルテンフリーの新食材「ライスジュレ」を譲ってもらいました。
ライスジュレはお米と水だけでできていて、弾性を軟~硬まで自由に作り出せるため、増粘材(特に小麦)の代替食材として利用できるそうです。
ケーキやシチュー、パン、お好み焼きなど、小麦で作ったものと比較しても遜色の無い仕上がりになるので、小麦アレルギーの方や、健康意識の高い人の注目を集めています。
前々から「これでカレーを作ったらどんな味になるんだろう?」と興味津々だったので、これは巡り合わせだと思い、早速作ってみました!
<材料(2~3人分)>
・ライスジュレ(ハードタイプ):100g
・バター:10g
・鳥モモ肉:300g →スパイス、醤油などで下味をつけておく
・油:50ml
・水400ml
・にんにく(おろし):5g
・生姜(おろし):5g
・玉ねぎ:1玉
・トマト:1玉
※ライスジュレとバターを電子レンジ(500W 3分)で加熱。ヘラなどでしっかりなじませておく
●ホールスパイス
・クミンシード:10ml
●パウダースパイス
・コリアンダー:10ml
・ターメリック:5ml
・カイエンペッパー:2ml
・ガラムマサラ:3ml
<作り方>
①ホールスパイスをテンパリング。
②たまねぎを加え全体をなじませたら、塩、水50ml(分量外)を加え蓋をして強火で加熱。
③飴色になったらにんにく、生姜を加えて炒め、その後トマト、塩を加え更に加熱。
④水分が飛んだペーストになったら中火にし、パウダースパイス、塩を加え全体をなじませ、鶏肉を加えてさらに全体をなじませる。
⑤水・ライスジュレを加えやさしくかき混ぜながら煮込む。
⑥ひと煮立ちしたら火を止め、さらにやさしく混ぜ、トロミが付いたら再び加熱し完成
作り方は至って普通のスパイスカレーで煮込みの段階でライスジュレを加えてトロミをつけるだけでした。簡単。
仕上がりは完全にルーで作った日本のカレーになりました。小麦粉を使わずここまでトロミがつくのは凄いですね。
食べてみると味はルゥのカレーを超えてました!なんというか小麦を使ったカレーだとどうしても粉っぽさが残るのに対し、ライスジュレカレーはどこをどう食べてもカレーという物体なんです。
つまり、ライスジュレをつなぎで使うと味のムラがなく、しかも旨味などをしっかりとライスジュレが包み込んでくれているような仕上がりになりました。
最後はライスジュレの営業マンみたいになりましたが、小麦アレルギーを持つ人や子ども達にもおいしい”日本のカレー”を食べられるきっかけができることは、カレー好きとしては大変嬉しく思います。
この新食材、使い道は多岐に渡りそうなので、シークケバブのつなぎなど今後もいろいろなスパイス料理に試していきたいと思います。
人生に少しだけスパイスを。