【レシピ】彩り豊かなマイルドベジタブルカレー
ようやく梅雨っぽくなってきましたね。。。僕は晴れ男かつ晴れ好き男なので梅雨はちょっと元気無くなります。ジメジメ鬱陶しいこの季節にこそ辛味の効いたスパイス料理が食べたくなりますね〜。
ということで、今回は激辛ヒーヒーカレーをご紹介!しません!
今回は、お野菜もいい感じに安定したお値段で手に入るようになったこの季節だからこそ心置き無く作れる、ベジタブルカレーをご紹介します。かなりマイルドなのにしっかりとスパイスの風味の効いたカレーなので、辛いのが苦手な人でも美味しく食べられると思います^^
【彩り豊かなマイルドベジタブルカレー】
<材 料(2人前)>
玉ねぎ(中):1/2個 →粗めのみじん切り
ニンジン:1/2本 →いちょうorさいの目切り
ナス:1/2本 →いちょう切り
ししとう:2本
ニンニク:1片 →みじん切り
ショウガ:1カケ →みじん切り
塩:少々
オリーブオイル:40ml
ヨーグルト:100ml
かた口鰯:3g
砂糖:1ml
水:200ml
●ホールスパイス
フェンネルシード:3ml
マスタードシード:2ml
フェヌグリーク:1ml
カレーリーフ:1握り
鷹の爪:1本
●パウダースパイス
ターメリック:3ml
●仕上げのスパイス
カスリメティ:1握り
<調理方法>
1.ししとう、ナスは素揚げしておく。
2.ホールスパイス、にんにく、ショウガをテンパリング。フェヌグリークを先にいれて香ばしい香りが出てきてから他のスパイスを入れる。鷹の爪は一番最後に入れる。
3.玉ねぎ、塩少々を入れ、きつね色になるまで炒める。
4.弱火にし、ターメリック、塩少々をいれ香りがたつまで炒める。
5.人参、塩少々を加えほんのり火が通るまで炒める。
6.ヨーグルト、水、砂糖を加え煮立つまで中火で加熱する。
7.かた口鰯を入れ、弱火にして蓋をして10分煮込む。
8.ナス、ししとう、カスリメティを加え全体をなじませて完成。
今回はししとうを鍋に入れましたが、その日のうちに食べないのであれば苦味がスープにうつってしまうので、盛り付けの際に添えると良いと思います。
具沢山ですし、マイルドなので、スパイシーなカレーとのあいがけも美味しいでしょうね^^
人生に少しだけスパイスを。
【レシピ】たった15分。スパイスの素でチキンカレー
みなさんこんにちは!
近頃、気温も上がってきてカレーの消費量、増えてませんか?
欲しい量がぱぱっと作れたら言うことないですよねー。そんな時の強い味方が、先日ご紹介したカレーの素です。
少し手間はかかりますが、時間のあるときに作り貯めておけば、日々のスパイスカレー作りがあっという間に終わります*
今回はカレーの素を使った一番オーソドックスなチキンカレーをご紹介します。
【カレーの素で作るチキンカレー】
<材 料(2人前6食分)>
カレーの素:60g
人参:1本
鶏肉:300g
水:200ml
カスリメティ:お好みで
<調理方法>
1.鍋に油をひき、人参、鶏肉を炒める。
2.水、カレーの素を加え蓋をして10分煮込む。
3.味が薄い場合はケチャップ、濃い場合は水を加え、カスリメティを入れたら完成。
なんとわずか15分で本格スパイスカレーが完成。カレーの素おそるべし!
今後もカレーの素をつかった別のカレーをご紹介していきます*
人生に少しだけスパイスを。
【レシピ】カレーの素。これ作っとけば15分でカレーができる!
先日、カレー屋の提供方法には2種類あって、その中でもカレーの素とスープストックを混ぜて調理する方法がいいな〜というお話をしました。
やっぱり家カレーも手軽に本格的なスパイスカレーを作って、家族やお客さんに振る舞いたいですよね。。。
そこで今回はこれだけ作っておけば、いつでも10分足らずでサクッとスパイスカレーが作れる、カレーの素のレシピをご紹介します!
【カレーの素】
<材 料(2人前6食分)>
玉ねぎ(中):3個 →スライス
トマト(中):3個 →みじん切り
ニンニク:4片 →みじん切り
ショウガ:4カケ → みじん切り
塩:少々
オリーブオイル:150ml
●ホールスパイス
クミンシード:10ml
グローブ:10個
シナモン:2片
フェヌグリーク:2ml
カレーリーフ:2握
●パウダースパイス
コリアンダー:20ml
ターメリック:10ml
ナツメグ:5ml
カイエンペッパー:5ml
クミンパウダー:5ml
パプリカパウダー:5ml
<調理方法>
1.オリーブオイルを中火にかけ、クミンシードを2粒程度入れてみて、シュワシュワする温度まで温める。
2.ホールスパイスを入れテンパリング。フェヌグリークを最初に入れて、きつね色になった頃に残りのホールスパイスをテンパリングしましょう(焦げないように注意!)。
3.ホールスパイスのテンパリングができたらニンニク、生姜を加えて更にテンパリング。
4.全体的にきつね色になったら玉ねぎ、塩少々を加えて強火で炒める。
5.水分が飛んできつね色になったらトマト、塩少々を加えて更に炒める。
6.全体が飴色になって、ペースト状になったら弱火にして、パウダースパイス、塩少々を加える。
7.全体になじませ、香りが立ったら完成。
60gが2人前なので小分けにして保存します。(もちろん冷凍もOK)
使うときはメインの具材と馴染ませ、水分を入れて煮込めばスパイスカレーの完成*わずか15分足らずで作ることができます。
トマトの風味強めが好きな人は、トマトは入れずにカレーの素を作っておいて、調理の時に具材と一緒に煮込むといいですよ*
後日、このカレーの素を使ったスパイスカレーをご紹介しますのでお楽しみに*
人生に少しだけスパイスを。
気づきました。2パターンのカレーの提供方法
最近いろんなカレー屋に出向いては味だけじゃなくて、メニューや価格、内装、提供方法なんかも見るようになっています。特に提供方法に関しては大きく2つあることに気づきました。
1.ご飯盛ってかけるだけ、給食方式
欧風カレーや定番メニューがあるところにはこの方式が多いですね。営業時間外に大鍋でがっつり仕込んでおいて、注文を受けたら温めなおしてご飯にかけ、トッピングをしてサーブする。
オフィス街でランチ営業しているカレー屋は圧倒的に1の給食方式が多いですね〜。それこそ給食センターみたいなところで大量に作ることもできるので、チェーン店はほとんどこの方式ですね。
メリット: とにかく提供が楽で早い
デメリット: スパイスの風味が弱い
2.カレーの素とスープストックを混ぜて提供する方式
いろんな具材を使ったカレーを幅広く提供したい店に多いやりかた。ちょっと手間はかかりますが、作っている過程もパフォーマンス的に見せられるし何よりスパイスの風味が際立ちます。スパイスカレーを求めるならやっぱりこちらの方式がいいですね。インドカレー屋もこの方式が多いです。
メリット: スパイスの風味が際立つ、いろんな具材のカレーを提供できる
デメリット: 時間と手間がかかる。
どちらも素敵なカレーを提供してもらえますが、個人的には2の混ぜるほうが好きです。食べる人の好みやその日の気候に合わせて微妙な調整もできますしね*
次回は2の方式でミソとなる、カレーの素(ヨシヒロ君流)のレシピをご紹介します!
人生に少しだけスパスを。
【レシピ】黒胡椒を鎧う、大人のビーフステーキ
我が家では先日ご紹介したturkという魔法のフライパンを手に入れてからというものの、ほぼ毎日、鶏、豚、牛、羊いずれかの肉がグリルとして食卓に並びます。
スパイスをあれこれ使うのもいいんですけど、焼き上がりが最高になるturkのフライパンでは、結局のところ塩胡椒に落ち着いてしまうんです。。。
しかしspicy life makerのヨシヒロくんはここで止まるなんてことはしませんよ〜塩胡椒だけのステーキも切り口を変えてしっかりアレンジしてみました!
なんと、今回ご紹介するレシピで使うスパイスは胡椒だけ!
【黒胡椒を鎧う、大人のビーフステーキ】
<材 料(1〜2人前)>
●食材
牛肉(お好きな部位):300g
●調味料
にんにく:1片
塩:少々
粗挽き胡椒:たっぷり
<調理方法>
1.牛肉に塩を揉み込み、全面をたっぷりの粗挽き胡椒でコーティング。常温になるまで置いておく。
2.フライパンを煙が出るまで加熱し、油を注いでにんにくをテンパリング。油に香りが移ったらにんにくを取り出す。
3.強火で牛肉の全面に焼き目をつけたら弱火〜中火にし、蓋をして加熱する。
4.お好みの焼き具合になれば完成。
胡椒をこんな風に使うだけで、ピリリとスパイシーな大人のステーキになります。
辛いのが苦手な人は1面だけコーティングしても良いですね〜。あとはいろんなスパイスでコーティングするのも面白そうですね〜。なにかオススメがあれば教えてください*
僕は他の肉でも挑戦してみます!
人生に少しだけスパイスを。
スパイスの味について
先日、知り合いだけを募ってスパイスカレーセミナーを開催しました。スパイスカレーが簡単に作れることを知ってほしい。という想いから、クミンシードとガラムマサラだけで作るココナッツカレーやキーマカレーをご紹介しました。
企画運営がまだまだ素人なので一般解放できるようなレベルではないですが、徐々にスキルップしてもっと広くやりたいなーって思っています。
さて今回はスパイスカレーセミナーでもいくつか質問をいただいたスパイスの味について。
「このスパイスを入れたらどんな味になりますか?」全てのスパイスに関してこの質問への答えはたった1つ
「味はないんですよ。」
強いて言えば苦味と辛味ですかね。。。
実はスパイスというものは香りをつけるものであって、味をつけるものではないんです。
おいおい、じゃぁカレーの味ってなんやねん!と聞きたくなるところですね。
旨味はアミノ酸からくるものなので、ベースとなる玉ねぎやトマト、メインの食材と塩がカレーの味になってます。スパイスはあくまでその旨味を際立たせる香りを演出する存在なんです。舞台で言えば音響さんや照明さんです。
そう思うとカレーはドラマや劇というより、音響や照明に凝ったミュージカルって感じですね。ミュージカレー。。。
さて、そんな旨味のないスパイスですが、減塩メニューには強い味方になります。
例えば、ちょっと味が薄いなーと感じるスープにガラムマサラを加えると、同じ塩分濃度なのに味が濃くなったように感じるんです。
最近、塩分気になるなー。。。なんて人はひとつまみスパイスを加えてみてください*
人生に少しだけスパイスを。
【レシピ】八角の香りがクセになる。豚の角煮
前回の小悪魔風もそうですが、最近カレー以外のスパイス料理も積極的に作っています。
今回は普段あまり馴染みのない八角というスパイスを使って豚の角煮を作ってみました。
星のような形からスターアニスとも呼ばれる八角。本場の中華料理ではとにかくよく使われていて、中国ではこの八角の香りが大気と一体になって常時漂っていると言っても過言ではありません。
実際、中国に行ったことがある人は空港に降り立った瞬間「なんやこの匂い!?」と思った事ないですか?僕の分析ではあれ絶対八角ですよ。
さて、こんな癖の強い香りの八角ですが、煮込み料理では食欲をそそるいい香りを演出してくれるんです。そこで今回は少し手の込んだ煮込み料理の定番、豚の角煮のレシピをご紹介します。
【豚の角煮(4人前)】
<材 料>
●食材
豚バラブロック:300g
ゆで卵:2個
大根:1/2本
●調味料
にんにく:2片
生姜:1片
鷹の爪:2本
八角:1個
濃口醤油:100ml
みりん:200ml
水:200ml
<調理方法>
1.豚肉5〜6cm角に切り、表面がきつね色になるまで全面を焼く。この際、余分な油はペーパータオルで拭き取ります。
2.お肉が浸るくらいの水(分量外)をいれ、煮立ったらお湯を捨てる。
3.調味料を全て加え、中火にかけ、煮立ったらアクをとり、ゆで卵を加えて、蓋をして弱火で1時間煮込む。
4.火を止めて冷めるまで放置。再び温め直せば完成。
普通のお鍋なら数時間煮込むのですが、Staubの加圧調理で短時間でしっかりと煮込むことができました。4で一旦冷ますのは保温性を活かし、無加熱でじわじわと調理するStaubの王道調理法です*
値は張りますが、めちゃくちゃ手間と時間のかかる豚の角煮もさくっと作れるStaubはお料理好きな人にはおすすめしたい調理器具です^^
人生に少しだけスパイスを。