スリランカ滞在記Vol.11(スリランカの職事情②)
夏休みを利用してカレーを学びにスリランカへ行きました。ステイ先で学んだスリランカのママの料理も含め、何回かに分けて投稿しています。
<スリランカの職事情その②>
ダンブッラに帰るバスは人も少なく、乗務員のおっちゃんもちょっぴり退屈そう。そのせいかやたらフレンドリーに話しかけてきてくれる。
出身や旅程など一通りの話をした後、おっちゃんが自分の仕事について話してくれた。おっちゃんはバスの乗務員として週6日間働いていて、しかも毎日朝6時から夜の7時まで13時間も働いてるらしい。
めっちゃ揺れる車内でバス停毎に新しい客からお金を集めてをひたすら繰り返す。乗客が多いときは自分が座るわけには行かないので立ちっぱなし。タダ乗りするヤツがいないか目を光らせてる。乗り逃げはダッシュで追いかける。こんな調子なので神経も体力も使うしほんと大変そうだった。国外への出稼ぎが多いスリランカは国外で働けたとしても給料安くて大変な仕事が多いみたい。
君の仕事は?と聞かれたので勤め先を伝えると知ってくいた。こういうのは素直に嬉しい。
ダンブッラに近づくと、おっちゃんは最後にオススメのレストランを教えてくれた。お礼を言ってバスを降りる。
おっちゃん、ありがとう、身体に気をつけて!
人生に少しだけスパイスを。