スリランカ滞在記Vol.10(岩山の上にお城!?シーギリアロックを探検)
夏休みを利用してカレーを学びにスリランカへ行きました。ステイ先で学んだスリランカのママの料理も含め、何回かに分けて投稿しています。
<観光客やからってぼったくりすぎ!>
よこのおっちゃんに、シーギリアロック行くなら次で降りろよ~。とめっちゃ親切に教えてもらって無事下車できたのはいいけど、、、最寄りのバス停めっちゃ地味!おっちゃんに教えてもらわんかったら確実に通り過ぎとったわ;
スリランカ切っての観光スポットやのに目立つ看板もない。もちろん車内アナウンスもない。というか、このバスでシーギリアロック行くのまさかの僕だけ。若干不安になりつつも、目的地は見えているのでとりあえず向かうことに。
バス停からシーギリアロックのエントランスまでは徒歩で約15分。城跡というだけあってお堀の周りを歩く。。。。御所並みに広い。
ようやくエントランスに到着。ここまでくると観光客も多い。そっか、一般の観光客はバスツアーとかタクシーで来てるんか。ローカルな移動手段で土地に入り込んでる感に若干の優越感を感じる(笑)
チケットブースにてチケットを購入するも、まさかの4260Rs。高すぎ!!100km近い移動が140Rs(約120円)やのに、このチケットは約3,700円。後にステイ先のママに聞いたけどスリランカ人は500Rsで入れるらしい。ぼったくりにもほどがある!
まぁ仕方ないので文句は飲み込んで敷地内へ。
<お天気にも恵まれ、大満喫>
岩のふもとまで10分くらい歩くんやけど、エントランスからも迫力満点でとにかく巨大。
高さ約100mのこの岩が世界遺産に登録されている理由は岩の上に城があったから。なんでもその昔、王様が弟に王位を奪われるのにビビってこんな所に建てたらしい。
めっちゃ急な石の階段や、螺旋階段をひたすら登ること30分。
まずはシーギリアレディという壁画のゾーンへ。なんとも怪しげな美しさのシーギリアレディ。
今は数人分しか残ってないけど当時は500人くらい描かれていたらしい。(現場は撮影禁止なので、写真は記念館のレプリカ)
そこからさらに15分くらい階段を上がるとライオンテラスという広場に到着。その名の通り、めっちゃでかいライオンのヒヅメがビジターを待ち受ける。
昔は顔もあったらしいけど、どんな容姿だったかは記録に残ってないらしい。
当時の外観に想像を膨らませながら、ライオンを通り抜けいよいよ頂上に到着。空は突き抜けるような青で、眼下にはスリランカの大地が広がっている。風もさわやかでほんと、お天気に恵まれている。ありがとう。
頂上を探検したり、景色をながめたりと1時間くらいまったり。
エントランスから歩いてきた道も小さく見える。
相当でかい城があったんやろな〜。。。あまりに立派な城跡やから時々地上100mって事を忘れさせられる。
名残惜しいが、今日中にカダワタのステイ先まで帰らないといけないので、下界に降りることに。驚いたのは登りが大渋滞だったこと。
人一人分しか幅のない階段ばかりなので時間が経つにつれてこうなるのは必然。早く来てよかった。
下山してきた道を戻る。地味なバス停にちょうどバスが来ていたので飛び乗った。アドベンチャー感満載だったシーギリアロックを背に、バスはダンブッラへ向かう。
人生に少しだけスパイスを。