我が家の家宝その1、STAUBというお鍋
突然ですが、
結局のところ料理の味を左右するのってなんでしょうね?
素材がものを言うのは当たり前な気がするんですけど、
他の要素として大きいのは調理器具なのかなーって僕は最近思います。
僕も皆さんと一緒で一人暮らしを始めた時は、
ニトリとかIKEAで適当な鍋とか包丁とか揃えてそれで料理してました。
切ったり、煮たり、焼いたりできたらなんでも一緒やろって思ってたしね。
でも友達にステンレスのお鍋を勧められて、
へーへーほーと話を聞いているとあながち調理器具も侮れんかも。。。
って思うようになってました。
カレーにのめり込んできた僕は、沸々と他の調理器具に興味が湧いてきました。
それでいろいろ調べていて僕の心を掴んだのがSTAUBというお鍋。
なにやら熱伝導が均一で、その重量から蓋が浮きにくく無水料理までできるという代物。
これでカレー作ったらどうなるんやろー……っていうのがきっかけで、
27歳の誕生日に自分にプレゼントしました。笑
プレゼントしてくれる相手がいないっていうのは口にしたら負け。笑
STAUBを購入して、早速これまでと同じようにカレーを作ってみると。。。
シャバッシャバで、めっちゃ水っぽくなりました;
味は失敗したんやけど、今まで自分はどれだけ食材の水分を無駄にしとったんや!ってくらい高い保水性が露呈された結果に。笑
でも、煮込んだチキンはホロッホロで今まで食べたことないくらい柔らかくなってたんです!
結局、今まで逃げてた蒸気は今度は圧力として食材にかかってくるので味の入り方とか柔らかくなる作用が他の鍋と比べ物にならないくらい高かったんです。
今となっては要領もわかって美味しいカレーを作れるようになって、
おでんとか、アクアパッツァとか、面白いように簡単で美味しいご飯が作れて、
もうこれ以外で煮込むのが考えられなくなりました。。。
今や我が家の家宝です。笑
重いので、女性は少し気になるかもしれませんが、
それでも美味しい煮込みを作りたい方には絶対にオススメしたい道具です!
ご興味のある方は是非、コーヒーでも飲みながら語りましょう!
<「塩釜焼き」に「アクアパッツァ」>
次回、次々回は調理器具シリーズをお届けします*
人生に少しだけスパイスを。
美味しく食べる漢方、それがスパイス。
スパイスってほんとたくさんありますよねー。
唐辛子、コリアンダー、ナツメグ、ターメリック、ブラックペッパー、クミン、フェヌグリーク、ニンニク、などなど……なんせ事典が出版されるほど。。。
これって、単なる辛味と風味を出す怪しい実や粉だと思ってませんか?
確かにカレーやエスニック料理をつくる際にはスパイスの風味や辛味は欠かせないエッセンスなんですが、スパイスの最大の魅力は薬効だと思います。
「えっ!薬とか余計に怪しい。。。」
と思うかもしれませんが、スパイスは馴染みのある言葉で言うと漢方なんです。
葛根湯や正露丸、太田胃散みたいなもんです。
(太田胃散をホットミルクで割るとチャイになるとかきたことあります。笑)
各スパイスの薬効や特徴については今後詳しく書いていきたいのですが、
フライングで少しだけご紹介するとします。
ターメリック(ウコン): 肝機能、糖尿病、二日酔い
ジンジャー: 風邪、冷え性
グローブ: 神経痛、頭痛、口臭予防
カルダモン: 下痢、頭痛
クミン: 食欲不振、胃弱、肝機能
代表的なスパイスだけでも漢方感でてますね〜。
こんな効果効能を備えたスパイスが美味しくいただけて、
体を整えてくれるんだからやっぱりカレーを代表とするスパイス料理って魅力的やなーって僕は思います。
ちなみに、お酒を飲むのが好きな僕は、
お恥ずかしながら次の日グロッキーなんて時がしょっちゅうあります。
でもそんなグロッキーな体ももちろんスパイスが整えてくれます。
僕のお気に入りはキーマカレー茶漬。ドライキーマをご飯に乗せて、上からコンソメスープをかけるんです。
美味しく食べて健康になれる、
スパイスの魅力を今後も皆さんにお届けします!
人生に少しだけスパイスを。
料理は見た目が大切。
料理は見た目が大切っていうのが僕のちょっとしたこだわりです。
対人におけるメラビアンの法則じゃないけど、注文して出で来た料理が一番初めに刺激する感覚神経は視覚。次いで嗅覚、触覚、味覚ってな具合でしょ。だから味はもちろんのこと、器やカトラリーの役割って思いの他大切なんです。見た目にも楽しい料理こそ本当に美味しい料理と思っているので、食器なんかにはめっちゃ興味があって、大好きなんです。
ぶらぶら買い物しててふいに食器コーナーとか行くと、全ての器に美味しそうな料理が乗ってるし、外食してても何が入ってるかとかめっちゃ考えてしまう。料理に関するセンサー敏感やなー僕。って感じてやみません。笑
料理が好きなのは好きなんやけど、なんか潜在意識的に料理が好きな気がしたのでなんでそんなことになてるのかちょっと考えてみた。
(宇宙みたいな模様が気に入って購入したプレート)
ヨシヒロ君の実家のご飯は昔から大盛りではなくて、子供だろうが大人だろうが一人一人ちゃんと盛り付けられてました。これは好きなものだけ食べないようにってのと、一人前の量とかバランスをきっちり示してたんやと思う。
しかも一汁三菜で色味も3色以上が普通。
食品はなるべく無添加・国産のものを使っていて、ドレッシングも基本的に自家製。一人暮らししてて思うけど、一汁三菜とかめっちゃ大変!(ほとんどカレーの今の食生活なんて一汁一菜やからね。)無添加・国産もコストかかりすぎてよほど上手く買い物しないと無理。すごいわオカン。
そして、オカンには料理以外のこだわりが。。。それが今回のテーマ見た目。
我が家にはお皿がたーくさんあって、魚は和皿、シチューは磁器のボウル、刺身のときはきちんと刺身醤油用の小皿があって、サラダはアカシアの器、カレーは陶器だったり磁器だったり、パン皿で魚出すなんて真似は絶対になかった。
ヨシヒロ君は昔から食事の準備をよく手伝わされてて、「お皿出してー」って頼まれることが多かったんやけど、そこで母親の作ってる料理に合う皿を探して出すのがすっごく楽しかったのを覚えてます*
パスタは磁器って考えがちやけど、そこをあえて陶器にしてみたり、サラダとおかずは別盛りが基本やったけど、1プレートにしてみたりとか。そんなことして遊んでたな〜。
結局、小さい頃から手の込んだ愛のあるご飯を食べさせてもらってて、味覚・嗅覚だけじゃなくて器とかカトラリーとか、視覚・触覚も刺激される環境に恵まれてたんやなーと思いました。
(探しに探して、ようやく信楽で気に入った、粉引のプレート)
大学に入って自炊始めて、同時期に自炊を始めた子らが「料理作ったー」ってパン皿に盛られたパスタとか焼き魚を載せてたのを少し残念な気持ちで見てて、無意識に焼き魚は和皿みたいな感性が備わってる自分が少し誇らしく感じました。
小さい頃に当たり前のように感じてたことが深層心理に根付いてて、それが最近の料理ブームにあいまってもごもごと目を出そうとしてるんかなー?とにかく、こんな感性を根付かせてくれたオカンには感謝!
おかげで僕は毎日うまいものを、素晴らしいビジュアルで、五感全てを刺激しながら美味しく食べれれてる。。。ありがとう*
今後、僕の料理を食べてくれる人たちにも、5感を刺激する素敵なモノを提供して行きたいと思います。
人生に少しだけスパイスを。
スパイスカレーは案外簡単で、しかも低糖質って知ってた?
スパイスから作るカレーってハードル高いって思います?
確かに僕も初めはそう思ってました。
でも最近はめっきりスパイスからしかカレーを作らない僕が今思うことは、「スパイスカレーって案外簡単やん。」です。もちろん突き詰めれば奥が深くて先の見えない森みたいなもんなんだけど、マサラ(ブレンドスパイス)とか、スタータースパイス(粉じゃなくて実のままのやつ)のパックがあればルーから作るカレーと調理時間も手間も変わんないんです。
調理の手間だけ見てみるとルーのカレーもスパイスのカレーも若干手順は違えど「炒める→煮込む」たったこれだけなんです。両方ざっくりおさらいすると、
<ルーのカレー>
1.油で具材を炒める
2.水を入れて煮込む
3.火を止めてルーを入れて混ぜる
4.再び一煮立ちさせる
<スパイスカレー>
1.油でホールスパイスを炒めて香りを出す
2.具材を足して炒める
3.ブレンドスパイスを入れて更に炒める
4.水を入れて煮込む
手間はほとんど変わらず。スパイスさえ手にはいればスパイスカレーは各家庭で簡単に作れるんです。ルーのカレーに比べてアレンジの幅も広く料理の楽しみも増えそうですね。
あとは何と言っても低糖質が最大の魅力。
カレーと聞くと糖質の塊を連想しがちですが、それはルーのカレーのお話。ルーには小麦粉(食べるニカワ)と砂糖、(あとは加工品なので言わずもがな食品添加物がどっさり)が入ってます。そりゃご飯(糖質)にかけて食べたら体に悪いのは当たり前です。
ところがスパイスカレーにはほとんど糖質がありません!カレーライスにする場合、ご飯は糖質なので避けて通れませんが、仮にルーのカレーの糖質がご飯:ルー=1:1だったとしても同じ量を食べて糖質を50%カットできるわけです。(実際は小麦粉の糖質は恐ろしいのでもっと低糖質になると思います)
同じもの、しかも本格的で美味しいものが低糖質で食べられるって素敵だと思う。
とはいえ、初めの作り方は誰かに教わらないとスパイスの扱いがわからないのがネックですよね。
そこで、Spicy Life Makerのヨシヒロ君は、口コミレベルでやけど、今年はカレーとかスパイスアレンジの料理教室を月1くらいで開催する計画を立てています。
まずは、身近な人たちにスパイスの魅力を伝え、そして楽しんでもらいたい。
人生に少しだけスパイスを。
集まって楽しむ事自体がもはやカレー
友達のゆりちゃんから
「お土産でタイカレーペースト貰ったんやけど、使い方わからんしヨシヒロくんちでカーレパーティがてら作ってよ」
と頼まれたのでふたつ返事で承諾
昨日がそのパーティーの日でした。
ゆりちゃんがもってきたのはレッドカレーとグリーンカレーのペースト。
推奨レシピ的なのも書いてたけどそのまま作るのも面白くないので、フェヌグリーク、マスタードシード、ジンジャー、など自分でもちょっとスパイスを足して、チキングリーンカレーと、タラの身を使ったレッドカレーをつくりました。どちらもタイカレーらしくココナッツベースで。
それぞれ個性のある美味しいカレーができました!
パーティーは各自1品持ち寄りスタイルで、珍しいビール、自家製のピクルス、春らしくイチゴ、デザートのロールケーキまでありとあらゆる食べ物が集まりました。
短い時間やったけどこうして料理をかこみながら、色んな人とワイワイできることは幸せな事やなとおもいました。
個性のある人が、1ヶ所に集まって楽しんで心豊かになる。
色んな食材が一つの鍋で煮込まれ、美味しくなるまさにカレーみたいなもんやなーっていつも思う。
今回は企画してもらったけど、これからは自分でも企画して、みんなで楽しく美味しい料理を囲む場を作ります!
人生に少しだけスパイスを。
ヨシヒロくんって、Spicy Life Makerらしい。
初めまして、自称「Spicy Life Maker」のヨシヒロと申します。
料理とインテリアをこよなく愛する関西在住のゆとり世代です。
このブログでは料理を中心に僕のライフスタイルや考え方を紹介していくので、ご興味ある方はお付き合いいただければと思います。
さて、そもそもSpicy Life Makerってなんやねん?って思いますよね。
まぁ、ざっくり言うと
料理にチョロっと加えるだけで風味豊かになるスパイスのように
僕に関わる人たちの人生が楽しくなるお手伝いができればなーって思てる人です。
異文化溢れる港町神戸に生まれ育った僕は、昔っからインド料理や中華料理、イタリアンといったスパイスやハーブを使う料理が大好きでした。特にカレーは潜在意識的に大好きで、物心ついた頃から本格的なインド料理のカレーに目がありませんでした。
それもそのはず、僕の実家の周囲は、東西南北の東を除いて全てインド人が住んでいました。当然夕方になれば各家庭からスパイシーな香りがフワーンと。。。日本の夕暮れ時はカレーの香りが漂うってよく聞くけど、うちの実家があったエリアの場合はガチの香りが漂っていたわけです。笑
そら潜在意識にも叩き込まれるよね。
と、そんなこんなで無類のスパイス好きな僕ですが、大学生の頃からずっと完全自炊の一人暮らしをしています。なので感覚的にはそこそこ料理できる方かなと、生意気にも自己評価高めです。
パスタ、丼、タコライス、和食、中華となんでもつくってました。
そんな料理好きの僕ですが、数年前に、自分でスパイスからカレーを作ることに目覚めました!
初めはただひたすらカレーを作りまくっていたのですが、最近はカレーのみならず、スパイスでアレンジした料理にも手を出し始めました。
ある程度料理のセンスがあると思っていましたが、スパイスカレーは一筋縄では行かず失敗の嵐。なにせ火加減、タイミング、分量によって全く想像もつかない味になってしまうのです。
でもそこが料理好きの心に火をつけました。コツを掴むまでは難しいのですが、使い慣れるとこんなにも料理の幅を広げてくれるものはないと感じました。
こんなに素晴らしいものが日本の家庭に浸透していないのは勿体無い!
と思いこのブログと、ささやかながらスパイスの普及活動も始めていきたいです。
・スパイスの知識
・スパイスアレンジ料理
・ヨシヒロが出会ったスパイス料理やうまいもん
などなど、可能な限り頻繁にご紹介していくので、よろしくお願いします。
人生に少しだけスパイスを。